腰痛に悩む女性が訴える痛みは骨盤にあり

こんにちは！

麻布十番で活動する姿勢矯正をベースとした腰痛改善トレーナー神田みつひろです。

腰痛に悩む女性のお客様のお話を聞いて、カラダをチェックしてみると、腰ではない部分の痛みを訴える方が多いのですが・・・

その部分は、骨盤です！

今回は、女性に多い骨盤の痛みについてお伝えします。

骨盤の痛みはどこから？

女性のお客様に、痛みの場所がどの辺りかを尋ねると、腰より下側であり、お尻の上側（下の写真の青塗りの部分）の辺りを指します。

腰というより、お尻の方と言えますね。

その痛みを感じるお尻の部分を透かして見てみると、仙腸関節という部分になっています。（赤い丸の部分）

この仙腸関節は、写真でも分かるように、靭帯で強く支えられており、他の関節のように、そう簡単に動いてりする関節ではありません。

ではなぜ、この仙腸関節が痛くなってしまうのでしょうか。

仙腸関節が痛くなる理由

仙腸関節には、下半身からの力を集めて上半身に伝えるという重要な役割があるのですが、先ほども述べたように、靭帯でがっちり守られている仙腸関節はそう簡単に動いたりはしません。

が！

しかし！

生理前などに分泌される女性ホルモンには、靭帯を緩める作用があります。

（出産や妊娠の準備ですね。）

そんな靭帯が緩んだ状態で、脚を組んで座ったり、偏った動きで家事や育児、スポーツをしたりすることで、力が集まってくる仙腸関節に強い負担が継続的に掛かり、関節に炎症を起こしてしまうのです。

仙腸関節の痛みを防ぐ方法

靭帯が緩んでしまうので痛みが発生してしまうのであれば、筋肉で骨盤周りを安定させる他はありません。

特に仙腸関節を安定させる筋肉は、３つあります。

・大臀筋
・広背筋
・腹横筋

です。

この３つの筋肉を活性化させて、仙腸関節を安定させましょう！

オススメのエクササイズはこちら！

youtu.be

ポイント

①口から息を吐いて、お尻をゆっくり上げていきます。
②地面で支えている脚側のお尻に力が入ったら、息を吸います。
③息を吐きながらお尻を下ろしていきます。
※片脚が辛い人は両足でもOK！

痛みが強い方は、無理にやらずに整形外科の先生へ1度ご相談くださいね。

まとめ

女性に多い腰痛。

実は、骨盤の関節である仙腸関節の痛みだったパターンを多く見かけます。

適切なチェックの上で、適切な対処（エクササイズ）を行いましょう！

今日のまとめ

・女性に多いのは仙腸関節痛

・女性ホルモンの影響で負担が掛かりやすい

・エクササイズで骨盤を安定させて予防しよう！

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