その腹筋運動では腰痛を悪化させています!
こんにちは!
麻布十番で活動する姿勢矯正をベースとした腰痛改善トレーナー神田みつひろです。
腰痛になるとよく、「腹筋を鍛えなさい!」と耳にすることが多いかと思いますが、
腹筋を鍛えるトレーニングのやり方によっては
腰痛を悪化させてしまいます!
特に、
仰向けから背中を丸めるクランチ(写真のようなエクササイズ)は間違っている人が多いのでオススメしません!
今回は、腰痛改善にとって間違いの多い腹筋エクササイズについて解説いたします!
クランチの腹筋運動はオススメしません
まず、先ほどのクランチという腹筋運動ですが、腰痛改善についてオススメしない理由は3つあります。
腰の骨(腰椎)や椎間板に負担が掛かる。
腰痛研究の権威であるすチューアートマクギルの研究によると、背中を丸めるクランチの運動では、椎間板に危険が及ぶ圧縮力(約3300N)が加わると言われています。
あくまでも曲げたり伸ばしたりを繰り返すと・・・ということですが、腰に負担が掛かるのは間違いないです。
腹筋(腹直筋)の自然な働きとは違う。
そもそもクランチで鍛えられる腹直筋の本来の機能は、体を曲げるのではなく、"姿勢を維持する"ことです。背中を丸めることを繰り返せば、間違った体の使い方を身につけてしまい、腰に負担の掛ける動作をまた繰り返してしまうかもしれません。
段階が早すぎる。
クランチ自体は悪いエクササイズではありません。
(そもそもエクササイズ自体に良い悪いはない!使い方次第ということ!)
しかし、腰痛がある段階では、正しく体を曲げるような背骨(脊柱)の可動性も十分ではありませんし、背骨を支える小さな筋肉も弱っている可能性があるので、クランチという負荷の強いエクササイズでは、段階が早すぎます。
腰痛がある時のオススメの腹筋運動
では、腰痛改善のために、まずやりたい腹筋運動とはどんな方法でしょうか。
それは、
お腹を膨らませたり凹ませたり、力を維持したりすることです。
お腹の外側の腹直筋を鍛えるというのではなく、
お腹の奥の筋肉から外の筋肉を柔軟に機能させることを目的とします。
そこで、一番最初に行うオススメのエクササイズはこちらです!
正しい呼吸を練習するエクササイズなのですが、以下のポイントを意識して、お腹を柔軟に使えるようにしましょう!
これを、10回ほどゆっくりと繰り返してください。
簡単そうですが、意外と終わった後はお腹の充実感があるはずです。
ぜひお試しください!
まとめ
腰痛改善の腹筋運動として、まずは背骨を動かさずに、お腹の筋肉たちを柔軟に動かしましょう!焦らないこともポイントに追加です!
・クランチは腰に負担を掛ける!
・クランチには段階が必要!
・まずは背骨を動かさず腹筋を柔軟に!
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