マッサージだけでは腰痛が改善されない理由
こんにちは!
麻布十番で活動する姿勢矯正をベースとした腰痛改善トレーナー神田みつひろです。
腰が痛くなるとマッサージに行く人も多いかと思いますが、
マッサージだけでは腰痛は改善できません!
理由は、腰痛の改善の一つに、間違った動きを繰り返して起こる神経回路の問題が考えられるからです。
今日は、その神経回路の問題であるモーターコントロールと腰痛についてお伝えします。
モーターコントロールってなに?
モーターコントロールとは、運動制御ともいうことができ、「思ったようにカラダを動かすこと」と意味を理解していただければ良いと思います。
つまり、関節や筋肉の問題ではなく、神経回路の問題。
そもそもは、脳が間違った動きをインプットしてしまっていることが問題であり、カラダに送る命令が間違ってしまっているという状況です。
例えば、
・横を見ようと頭を回した時に、肩がすくんでしまう。
・高い所の物を取ろうとして、腕を挙げようとすると、腰が反ってしまう。
・しゃがもうとした時に、膝が内側に捻れてしまう。
などがモーターコントロールの問題として挙げられます。
脳からの命令でエラーが起きて、結果的に関節や筋肉に負担が掛かるのです。
なぜモーターコントロールの問題が起きるの?
モーターコントロールの問題が起きる要因はいくつかありますが、一番考えられるのは、日常生活での間違った姿勢の繰り返しによるものと考えられます。
普段の生活での動きが、間違ったカラダのクセとなり、脳に刷り込まれてしまうわけですね。
これも例えてみると、
・首と肩で受話器を挟んで電話をしながら作業をする。(デスクワーカーなど)
・脚を組んだまま、スマホを覗き込んで作業する。(電車の乗っている時など)
・同じ側に体を傾けて、同じ側で物を持ち作業する。(美容師さんや歯医者さんなど)
・同じ側の腕でバックを持って歩く。(通勤やプライベートなど)
・赤ちゃんを片側の腕で抱っこしたまま歩く。(子育てや家事で忙しいママなど)
挙げればキリがないのですが、上記のように、いつも同じような間違った動きを繰り返すことで、その他の動作でもエラーが起きてしまいます。
エラーを改善させる解決策は?
これらのモーターコントロールの問題を改善させるために、
オススメの方法は、運動です。エクササイズです。
自ら考えて、自ら動くことで、脳を働かせ、正しい動作へと修正することができます。
これが受け身になるマッサージだけでは、腰痛が改善されない理由ですね。
ただし、とりあえず動くだけでは簡単に動作は修正されません。
モーターコントロールを改善させるエクササイズのポイントをご紹介します!
ツール使って外的な刺激を利用すること
ボールを内腿に挟んだり、チューブを膝に掛けたりすることで、カラダの外側から脳へ正しい動きを促すように刺激を送り、脳がそれに反応するという自然な神経の働きを利用してエクササイズをします。
重力の負荷を考慮すること
立っている姿勢では、全身に重力の負荷がかかり、筋肉が緊張して間違った動作が出やすいため、仰向けや、うつ伏せ、四つん這いなど、重力の影響を受けにくい床で行うエクサササイズから始めると、正しい動作を行いやすくなります。
シンプルな動きから行うこと
複雑な動きを行うと、脳の命令も難しくなってしまうので、まずは使う関節の数が少なく、シンプルで簡単な動きのエクササイズから行います 。上手くできるようになれば、徐々に使う関節の数を増やして、日常生活やスポーツに近い、複雑な動きにしていきます。
まとめ
マッサージだけでは、神経回路の問題であるモーターコントロールの改善はできません。自らか考えて、自ら正しく動くエクササイズが必要です。
腰痛改善を根本から改善させていくためにも、まずは、自分のカラダにはどんなエラーが起きて腰痛を引き起こしているのかをチェックし、正しい動作へと修正しましょう!
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