カラダ再生研究室

腰痛でお悩みの方向けのブログ

ストレートネックが痛みの原因と言えない理由

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頚椎のアライメント

 

こんにちは!

 

姿勢矯正エクササイズをベースに“常に最良の状態であり続ける毎日”を提供している腰痛改善トレーナーの神田です。

 

腰痛改善がメインではありますが、腰痛の原因が腰に無いわけですから、カラダ全体からアプローチをしていくので、首痛のご相談も頂いたりします。

 

そこでほとんどの方から言われるのが

 

「ストレートネックなのですが・・・」という声。

 

確かに、首痛や酷い肩こりの方には、頚椎(首の骨)のアライメント(配列)が真っ直ぐになったりしていることが多いのですが、これだけは言えることがあります。

 

ストレートネックだから首が痛いとか酷い肩こりになるとは言えません!

 

 

ストレートネックが原因でない3つの理由

 

ストレートネックが痛みの原因とならないと言える理由は3つあります。

 

1つ目は、痛みが出た結果としてのアライメント(配列)が乱れているため。

ぶつけたり、寝違えたりして、首に痛みが出たことにより、その痛みの姿勢を回避し続けることで、首のアライメントが乱れてしまった場合があるためです。

 

2つ目は、アライメントではなく動きによる痛みの可能性があるため。

レントゲンなどで映る骨の歪みが痛みの原因ではなく、首を動かすことで生じる関節障害や筋肉のアンバランスから痛みが引き起こされることがほとんどであるためです。

 

3つ目は、スマホの見過ぎやおパソコン作業の姿勢が影響しているため。

歪みそのものを引き起こすのは、その環境です。スマホを覗き見たり、パソコン作業時の目線や座り方が根本の原因と考えられるためです。

 

 

ストレートネックと分かったらやってほしいこと

 

首のレントゲンや、何かしらでストレートネックだと分かった場合、まずやってほしいことがあります。

 

それは、深呼吸です。

 

特に、吐く時間を数時間より2倍ほど長くして深呼吸してください。

 

首痛や肩こりのある方のほとんどが、呼吸が浅くなっています。

 

呼吸が浅くなることで、本来負担のかからない首肩周りの筋肉が過度に使われ、痛みを発生させ、結果的にストレートネックなどの頚椎のアライメント(配列)が乱れてしまうためです。

 

そんな時に深呼吸で吐くのを長くすることで、肋骨が下がり、首肩の負担を軽減してくれます。

 

また、結果的に自律神経が安定し、痛みや筋肉の緊張の軽減にも繋がるので、ストレートネックと言われたら、上記の3点を思い出し、深呼吸をするようにしましょう!

 

 

まとめ

 

首痛や酷い肩こりとなると、すぐストレートネックが・・・と言われるかもしれませんが、全てが骨のアライメントが問題ではありません。

カラダや痛みのことを理解して、まずは落ち着いて深呼吸から始めてください!

 

 

 

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